Blackmagicdesign ATEM シリーズ用の奥行きが無いラックマウントケース
- 2012年09月08日
- 技術
BlackmagicdesignのATEMシリーズのスイッチャーやスタジオコンバーターは、19インチラックに設置できるようになっていて、表は真っ平らで、裏に端子が並んでいます。
これらのシリーズは奥行きが8cm~10cm位と大変コンパクトな設計になっていますが、多くの持ち運び用ラックケースは奥行きが30cmとか46cmとかちょっと長すぎます。手を入れようにも届かないので、いちいち配線を組み直すことの多い中継用途のケースとしては向かないような気がします。
このような、FUJIYA AVICで売っているケースも検討したのですが、ちょっと高い(2Uモデルで18,800円)し、音声コンバータのような奥行きは、私の環境では必要ないので、もっと使い勝手の良さそうなケースを探していました。
そこで目を付けたのが、SOUNDHOUSEで売っている、ROADREADYのRR4LCという照明コントローラやミキサーをマウントできる4Uサイズのハードケースです。5,800円とお値段もお手頃です。
ラックマウントレールが若干前に傾いていて、底よりも蓋の方が深さのある設計になっています。逆向きにマウントすれば、1M/Eスイッチャーもそのまま使えそうかな?と思い勢いで購入してみました。
しかし案の定、何mm位か蓋側の深さが足りなくて上手く閉まりませんでした。ということで改造にチャレンジ。お近くのホームセンターなどで下記のものを準備してください。
■準備するもの
・プラスドライバー(大きめ)
・六角レンチやスパナ(10mm位の小さなもの)
・M6サイズのナット・ワッシャー・スプリングワッシャー 各4個ずつ(各5~8円位で計100円以下)
・M5サイズのワッシャー 10個くらい(計50円くらい)
(お近くにネジを売っているホームセンターが無い場合はご連絡いただければ実費でお送りします。)
■作り方
これでできあがり。ドライバーなどに慣れない女性でも10分くらいで取り付けられると思います。
スイッチャーの下には約3.5cmの空間があるので、ACアダプタやちょっとしたケーブルなどをしまっておくことができます。おためしあれ。
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