検索数から見るUstreamとニコニコとYoutube
「Ustreamの視聴者数って一時期より減ったよねー」と言われる機会があって、ちょっと思うところがあって調べてみました。
これは、2010年1月から2013年3月までを、Googleトレンドで「Ustream」「ニコニコ」「Youtube」それぞれのキーワードで検索した人をグラフにしたものです。視聴者数は単純に比べられないので、検索数で比較してみました。
この3つを比較する限りでは、Youtubeの一人勝ちですね。まぁYoutubeの中の人から見れば「Ustreamさんは東日本大震災の時はちょっときたけど、そんなに伸びなかったね」という感じでしょうか。(YoutubeLiveやニコニコ生放送ってキーワードの方がいいというツッコミはとりあえず置いといて。)
ご自身でやってみると面白いので是非→GoogleトレンドでUstreamを調べる
このグラフだとUstreamがあまりにもかわいそうなので、Ustreamの部分だけを切り出すとこんな感じです。
詳しく見れば、東日本大震災の前後(2010年6月とか、2011年6月)の頃から比較するとだいたい1/3位に検索ボリュームが減っていることがわかります。
ですが、最初のグラフをもう一度見て頂ければ明らかで、Youtubeだって、ニコニコだって落ちています。件数の減り具合から言ったらYoutubeの方が大変なんではないでしょうか?
しかし、Ustreamの検索数が一時期の1/3に減ったって言うのは事実です。生配信が目新しかった時期が過ぎ、一般の生活になじんできたこれからは、配信する側も見る側も、これまで以上に価値のある内容を求められる時期に入ったとも言えるでしょう。