わたりグリーンベルトプロジェクト「熱気球フェス&シンポジウム」に機材及び技術協力を行いました


2012/12/22に宮城県亘理町にて行われた、わたりグリーンベルトプロジェクト「熱気球フェス&シンポジウム」に、配信機材及び技術協力を行いました。
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宮城県南部の沿岸にある亘理町は、2012年3月11日の東日本大震災によって、伊達政宗の時代から数百年にわたって生活や農業を支えてきた防潮林をはじめとする、数え切れない多くのものを失いました。

わたりグリーンベルトプロジェクトは、亘理町民が、亘理を愛する人と共にこの防潮林を1から作り直し、100年後未来の子どもたちが自慢できる手作りの森を作ることを目標としているプロジェクトです。

私自身も、亘理在住の後輩たちなどと、春にはいちご狩りとほっき飯、秋にははらこ飯、ちょっと海が見たいときには季節問わず鳥の海と、年に何回も足を運んでいる町です。

今回のイベントでは、「亘理町を空から見て、まちの未来を考えよう」というサブタイトル通り、まずは空から今の亘理町を見て、そのあとみんなで市民主体の震災復興を進めるための具体的手法を考えられないか?というものでした。
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当日は雨が心配されてましたが、なんとか持ちこたえ、会場は盛況でした。(→当日の様子はプロジェクトのブログにまとまっておりますので、そちらも是非あわせてご覧ください。)

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この日ポットに植えられた種は、順調にいけば来年2014年に植樹、そして2021年までにこれを何度も繰り返し、10年かけて森を作っていきます。沿岸部の防潮林および内陸の森を復活させる為には、145ha分(東京ドーム約31個分)の膨大な苗木が必要となります。

今回参加できなかった方でも、これから何度でも参加できるチャンスがあるとのことですので、是非一度亘理に足をお運びください。

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